Diary of phononfactory

2019年12月から家族でジュネーブ郊外(フランスの田舎町)で暮らしています

家族旅行〜勝沼〜

私も夫も、一連の会議やら終え、今年の遅い夏休みを取得。鬼怒川・那須旅行がとてもよかったので、近場を車でまわるというスタイルを今回も敢行。富士山をぐるりとまわることに。第一日目は、勝沼へ。

 

中央道をひた走るぞー!と思ったのもつかぬま、アクセルを踏んだら、何かよくわからない警告ランプが点灯。路肩に停車してマニュアルを調べたところ、どうやら制御系の不具合らしい。一度高速をおりて車屋さんに見てもらった方がよいという私に対して、大丈夫と言い張る夫。私は、ランプ点灯を目撃した瞬間からパニック気味なのに(元来、せっかちかつ心配性なもので・・・)、全然動じないなんて信じられない!仕方なく夫を信じて、ハラハラしながら進むことに。あとから、じっくりネットで調べてみると、車が走らなくなるといった重篤な状態になるわけではないということがわかり一安心。それみたことかと得意満面な夫。今に見ておれ。

 

一時間半くらいで、勝沼到着。高速おりた瞬間から、見渡す限り(途中建造物で遮られるものの)広がるぶどう畑に圧倒される。ぶどうはツタ系の植物だからか、駐車場だっておかまい無しに天井を使ってぶどうの栽培。まずはお昼ご飯に、ワイナリーが経営する「風」というレストランを尋ねる。JALの雑誌に掲載されていたお店である。平日だというのに満席。すぐ横にあるぶどう園で時間つぶし。巨峰がびっちり藤棚(?)を埋め尽くしております。ぶどう狩りができるところは、ちょうどかがんだくらいの高さに棚が組んでいるみたい。そうかと思ったら、はしごでも使わないと取れないでしょうという高さにぶどうがなっていたり。夫と子は、試食用にと出してもらったぶどうを全て食べ尽くしておりました。私は、お昼ご飯用にお腹をあけておきたいので、ほんの少し食べるのみ(というか、試食ですから・・・・)。

 

やっとこさ、順番がまわってきて、いざランチ。子用に、前菜もついたセットを選択。その他にスープ、パンかご飯、デザート、紅茶かコーヒーがつく。メインには、限定の甲州セット(色々な地のものが大きなプレートをうめつくす)。夫は、悩んだ末にフィレステーキ。お値段は、5000~6000円と、お昼ご飯にしては大層な贅沢。このお店、大村天主堂をモチーフにした素敵な雰囲気にに加え、ちょっとした丘の上にあって、甲州盆地が見渡せて、とても良い眺め。夫は、三種類の白ワインが飲み比べできるセットも一緒にいただく。勝沼は、甲州を使ったワインが特産。甘いのから辛いのまでバリエーションが楽しめる様子。ただ、色が薄いのばかりで、水と見まがうものも。夫は、子に水を要求され、深く考えずに差し出したグラス(水のグラスもワイングラスの形状をしている)をワイングラスかと一瞬焦るくらいでした。