Diary of phononfactory

2019年12月から家族でジュネーブ郊外(フランスの田舎町)で暮らしています

久しぶりの公園

今日は山の日で保育園がお休み。

「きょうはどこいこっかー?」

「こうえんいこっかー?」

「じてんしゃのりたい」

と朝から色々と主張する子。東京は幸運にも天気が悪く(霧雨がふってはいたが)、ずいぶん涼しい(20度台前半かな?)ので、これなら私も外に出でも大丈夫そうなので、お出かけすることに。どこの公園に行こうか迷ったが、自転車で遊びたいということなので、遊具よりは、場所がある方がよかろうと思い、昔(確か私がジョギングを始めたときだから、子が1歳半過ぎの2月くらい、1年半前、だったかな?)に3人で行った調布飛行場の公園へ。歩いて行くには微妙な距離なので、駐車場代はかけるけど車で(こういう時に電動自転車があると便利なのね。といいつつ、今は自転車は乗るのは推奨されないので致し方ないが)。

 

最初は、久しぶり(というか2回目であることを覚えていなかったように思われる)で、なんだかモジモジしていただけど、まわりの子が遊ぶのを見たりしてだんだん勝手がわかってきて、遊びまわる。他のお子さんのこともちゃんと見て(特に小さい子がいたりすると)無理をせず、さらに、その親御さんとも臆することなく、おしゃべりしたりして、その社交性の高さにびっくり。さらに、前は嫌がってできなかったトランポリンも、自分で登って、自分で立って、ぴょんぴょんできるように(両手ピースで動画におさめました)。結構高い滑り台の滑るところしかない遊具も、先にできたお友達のやり方をみてあっという間にできるようになったり。できることが本当に増えました。

 

その滑り台で一緒になったちょっと上の男の子に「いっしょに遊ぼう」と誘われ、意気投合し二人で公園中を遊びまくる。その前に草むらでかけっこしたときに靴がびちゃびちゃになったので、気持ち悪いらしく、裸足で。。。。まあ、公園だから大丈夫(ガラスとか危ないものはない)と思うけど、ちょっと心配。とはいえ、こちらの言う事(靴履いて)なんて聞くわけもなく。よくわからないことを二人できゃーきゃー言って大爆笑したり。あっちにいったり、こっちにいったり。そんなこんなで、気づいたら、12時。お昼だし、帰ろうと行っても「やだやだ!」、「おひるごはんたべない!」。男の子のお父さんがユーモアたっぷりで、なんとか帰らせることに成功(助かった!)。2時間しっかり遊びました。

 

自転車はというと、結局、駐車場代から遊び場までの移動手段としてのみ使われました。でも、足でこいで、ちゃんと進めていたのでよかったよかった。

 

その後は、一旦お家に帰って靴を履き替え、お昼ご飯とお買い物に。お昼ご飯は、武蔵境の北にある丸亀製麺に初めて行ってみる。讃岐うどん。最初に麺を頼んで、あとから、トッピング(主に天ぷら)を選び、支払いというスタイル。夏休みシーズンということもあってか長蛇の列。どれだけ美味しいのかと期待したが、いたって普通。ただ、天ぷらがほぼ揚げたてなのがよいところか。子も、並盛りをたいらげる。実家に帰るといつもいっているうどん屋が恋しい。

 

その後は、ヨーカドーで買い物。午前中公園で疲れたからか、子は、

「ベビーカーにのる!」

と言ってめずらしくベビーカーをおねだり。果物など買い込んで帰宅。子は車のなかでお昼寝開始。私も耐えきれず、気づいたら一緒に寝ていた。5時くらいに起きて、お風呂に入ってそれから晩御飯。1日疲れました。

 

お風呂に入ると、私のお腹を見て、

「おっきくなったねぇ~」

と。色々と赤ちゃんについてお話することが増えて来ました。一緒にお腹に手をあてて赤ちゃんが蹴ったりするのを確認したりも。でも、やっぱりお腹の中に赤ちゃんがいて、さらにそんな狭い中で蹴ったりするのがずいぶん不思議な様子。どうして、お腹でもいろんな場所を蹴るのか?いつ出てくるのか?私のお腹が大きくなる前にはどこにいたのか?そもそもなんで赤ちゃんはお腹のなかにいるのか?疑問は尽きない様子。

おなか

子は、私のお腹の中に赤ちゃんがいるということがよくわかるようになり(前からわかってはいたのが)、その事についていろいろお話するようになった。

昨日は、

「昨日は、(前はの意味。子は過去のことをひっくるめて昨日と言うことが多い)赤ちゃんいなかったよね?(お腹が大きくなかったのでいなかったはずと推測しているものと思われる)」

「どこにいたの?どこからきたの?」

うむ。なかなか鋭い質問である。

 

おばあちゃんのおうちにいる間、おばあちゃんのお財布を赤ちゃんに見立てて色々かいがいしくお世話をしていました。だっこして、ねんねんころりの歌を歌ったり。赤ちゃんねてるから静かにして!って自分が一番うるさいのがおもしろい。

 

今回は前回に比べて、お腹が大きくなるのがずいぶんはやいようにおもう。それが原因の一つなのか、すでにでべそ。子にとっては、ずいぶん不思議なようで

「なんでおぺそでてるの?ひっこめたら?」

と。ひっこめたら苦労はせぬのだが。

お耳がお気に入り

来週前半、愛知に出張で朝から晩まで作業のため、またもや実家に。今回は、夫のマイルを使って、特典航空券で移動。3歳になったので、子も一席もらえるかわりに費用も大人の半分かかる。特典航空券の場合、マイルは大人と同じだけ必要だけど、無料で飛べるのはとても助かる。子は、初めて座席がもらえて、大変うれしそう。乗る前に、そのことを伝えるとニヤリ。機内では一睡もすることもなく、楽しんでおりました。しかしやはり、随分大きくなったので、一席もらえるのはやはり助かる。

 

前回実家に帰ったときから、子が、眠るときにおばあちゃんや私のお耳を触るのが日課になってしまった。こちらも寝ようという時に、こそばゆいといったら・・・・。さらに、両方とも触ろうとするものだから、全然眠れない。

 

おかえしとばかりに触ると、ゲラゲラ笑って触らしてくれない。一体いつまで続くのやら・・・・。

 

実家へおむかえ

仕事の都合(深夜から朝方までの米国との会議が連続)により、10日ほど子を実家に預けて自宅で生活。久しぶりの一人暮らしでしたが、びっくりするくらい、退屈で寂しい。ずいぶん長く一人暮らししていたはずなのに。

 

単身赴任中の夫は仕事が思いっきりできると羨ましく思うこともあったが、その寂しさをはじめて実感。やっぱり、みんなで一緒に暮らすのが一番ですね。

 

実家に迎えにいくのが、どんなに待ち遠しかったことか!

特別な体験

引っ越しのために、夫帰国。帰国の飛行機の隣に座ったイタリアの方とお友達になったのだが、その方ピアニストだそうで。そこまででもびっくりなのだけれど、さらに彼のお友達が東京フィルの指揮者だそうで、定期講演に招待してくれました。そうない機会なので、子をホテルの一時保育に預け、行ってみることに。

 

そして当日。カウンターでチケットを受け取り席を探すと、そのピアニストの方とさらに指揮者の彼女が座るよつな席のすぐ後ろという超ビップ席。あまりの待遇に大恐縮。そして、演奏がはじまり。。。。圧巻の大迫力。なぜか、涙が出てきそうに。オーケストラは学生オケしか聞きに行ったことはなかったので、えらそうなことはいえないが、この大迫力にみんな聞きにくるのかなぁなんて。あとは、軽やかに転げるようにうごきまわる指揮者。生ならでは。

 

アンコールはお囃子で、これまた大迫力で感激。

 

終了後も、楽屋に連れていってもらって、指揮者の方と写真とらせてもらったり。大興奮。

 

某有名俳優(わたしが子どものころみていたドラマに20-30代の男前役でよく出ていた)さんが、私たちの前に座っていて、さらにピアニストの彼のお友達でもあるらしく、休み時間に紹介してもらい、期せずして握手までしてもらった。それなりのお年なのに、しゅっとしていて素敵でした。夫は、飛行機でお友達になって、普段はノーベル賞取った施設でお仕事してるというはなしをしたが、あまりピンと来なかったみたい。そしてこちらからは、何されてるんですか?と聞けるわけもなく、そこで会話終了。

 

コンサート終了後、子を迎えに行き、晩御飯へ。夫が行きたいといっていた、小籔さんオススメのピザ屋に。6時ですでにいっぱいだが、お腹もすいていないので、一時間後に予約して近くのバーで暇潰し。おそとの席でいい気もち。夫は、ブルームーンを飲んでいた。アメリカではいまいちな気がしたけどのんでみるとけっこうおいしい。タップからだったからかな?

 

そうこうするうちに、予約の時間になったのでピザ屋へ。それなりのお値段です。とはいえ、ミラノよりは安いかな、なんて言いつつ。サイズはそれなりに大きいとのことなので、一枚頼む。うん。おいしい。いつのまにやら外に長蛇の列。そして、さらに、奥の席に小籔さん発見!!!お仕事の方と来ていたのでしょうか。いずれにしろ、こうやって来ているということは、ほんとにオススメなのねっということがわかりました。

 

そんなこんなで、素晴らしい音楽を体感し、さらには芸能人の方を二人もお見かけするという非日常な一日でした。

 

帰りは、東横線から井の頭線。渋谷駅の乗り換えに辟易。渋谷駅って新しくなって改善したのではなかったっけ?せめてもの救いは、この大移動に子が全部歩いて(走って?)くれたこと。子は渋谷駅のあの人混みを巧みにかき分け、あっというまに走り抜く。驚異的な、動体視力?である。

 

あーつかれた!でも楽しかった。夫のもたらした偶然に感謝!

子の習性

今、仕事の関係で、子は実家。そのため、寂しい日々。そのため、よく、癒しのために子の写真をみるのだが、とある習性に気づく。

 

二歳半ごろからだったか、ホームセンターや家具屋に行くと、するりといなくなる。焦って探しに行くと展示品のベッドに潜り込んで寝ていたり、ソファーに座っていたり、テントに入っていたり、と、遊んでいるのである。そして声かけると、どうぞー!なんて、自分の城さながら。笑ってしまう。

 

どこでそんな遊び覚えたんだろうと一瞬おもったが、父親の影響であることは間違いない。展示品のベッドやソファーすきあらば、潜り込み堪能している。子が小さいころは、一緒に堪能して、いつのまにやら子にもすりこまれたのであろう。

 

我が子ながら、偉いなと思うのはちゃんと、靴をぬいでそろえてあがりこんでいるところ。